このワインにはどのグラス?ワイングラスの種類いろいろ

【更新日】 2017/9/25

ワインを飲むとき、多くの方が普通のコップよりはワイングラスを選ぶのではないかと思います。
しかし、そもそもワインはどうしてワイングラスで飲むのでしょうか。それにはちゃんと理由があるのです。
また、ワイングラスの中でも、形状や大きさによって様々な種類に分けることができます。

 

「このワインには絶対このグラス」と厳格に決められているわけではありませんが、ワイングラスごとの違いを知ることで、いつも以上にワインを深く味わうためのヒントになってくれるでしょう。

 

ワイングラスの形状は、ワインをなるべくおいしく味わえるよう計算されて作られています。
たとえば、ワイングラスのボウル(注いだ時にワインが溜まる部分)は、膨らみがあることによってワインの香りを引き立たせてくれます。
また、ボウルを支えるステム(手で持つ細長い部分)は、長ければ長いほど手の温度がワインに伝わりにくく、最後までおいしく味わうことができます。

 

たとえば、ブルゴーニュ型のワイングラスは、ボウル部分が大きく膨らんでいます。
こういったタイプは、ブルゴーニュワインに代表される、香りが繊細なワインを味わうのに適しています。
ボウルが広いことでワインの空気に触れる面積が大きくなり、香りを十分に引き出してくれるのです。

 

一方で、シャンパンなどのスパークリングワインは、膨らみの少ない縦長で細めのグラスに注がれることが多いですね。
これは炭酸の泡にある程度厚みを持たせ、楽しむためと言われています。
また、空気に触れる面積が少ないため炭酸が抜けにくく、さわやかなスパークリング感を長く味わうことができます。

 

このように、大きさや形状にバリエーションを持たせることで、それぞれのワインの特色をより引き出すことができるのです。
フェリーチェでは、料理に合う様々なワインを取り揃えています。ぜひワイングラスにも注目しながら、味わってみてくださいね。

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