【更新日】 2017/10/9
ワインを一度に数種類頼むような場面で、何から飲めばいいのか迷ったことはありませんか?実はワインにはおいしく飲むための順序があり、間違えると全く味が変わってしまうなんてことも。ワイン本来のおいしさを100%引き出してあげるために、ぜひ知っておきたいポイントです。
人間の味覚は、濃いものを食べたあとには、薄い味が物足りなく感じるようにできています。ですから、ワインに限らずそうですが、なるべく味の薄いものやあっさりしたものから口に入れることが、もっともおいしくいただける秘訣だと言われています。
ワインを適切な順番で味わうために、気にすべき点がいくつかあります。それは「色 ・年代 ・味わい」の3つです。
・色
基本的に赤ワインよりも白ワインのほうがさっぱりとした味わいのため、味の薄いワイン、すなわち白ワインから飲むようにします。赤ワインの後に白ワインを飲んでしまうと、赤ワイン独特の濃厚さや重さが口に残ってしまい、白ワインのさっぱりしたフルーティさが感じにくくなってしまいます。
・年代
収穫年の違うワインを飲む場合は、若いワインを先に飲みます。熟成が進んだ濃い味のワインのあとに若いワインを飲んでしまうと、若いワインのシンプルでフレッシュな魅力がぼやけてしまうからです。
・味わい
甘口と辛口のワインの場合には、辛口を先にいただきます。シャープな味わいが魅力の辛口のワインを、甘いワインのあとに飲んでしまうと、いっそう辛さが際立ってしまい本来のおいしさを味わいにくくなります。
ワインの順序に配慮すれば、雰囲気の異なるワインが互いを引き立て合って、いつも以上においしく感じられること請け合いです。フェリーチェでも、様々な味わいのワインを用意してお客様をお待ちしています。飲む順序を思い出しながら、ぜひいろいろなワインを飲み比べてみてくださいね。