ワインの色の違いはどうしてできるの?それぞれの製法と特色とは

【更新日】 2017/10/8

ワインは、見た目にもわかるように、色によって大きく3種類に分けられます。色によって何が違うの?という方や、どのワインを飲んでみようか迷っているという方に、ワインの色による違いについてざっと解説してみたいと思います。

 

・赤ワイン
赤ワインは、濃い色の「黒ぶどう品種」から作られるお酒です。皮ごとつぶして作るので、できるワインも鮮やかな赤紫色なのです。味わいは白ワインに比べると渋めで、旨みやコクがあります。 赤ワインの中でも、色の違いによって「薄ければ若く、濃ければ熟成している」と判断することができます。室温で作るため、室温で飲むのが一般的。抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれています。

 

・白ワイン
白ワインは、「白ぶどう品種」を使って作られています。赤ワインと違って皮や種を取り除いてから醸造されるので、色味の薄いワインができあがります。赤ワインに比べるとフルーティーで飲みやすく、渋みも少ないため、ライトな味わいを好む方やワイン初心者の方に人気があります。こちらも熟成の度合いで色が変わり、透明に近いほど若く、黄色が濃いほど熟成していると言えるでしょう。冷やして飲むのが一般的で、ポリフェノール含有量は赤ワインよりもかなり少ないです。

 

・ロゼワイン
ロゼとは、フランス語でバラ(Rose)という意味です。ロゼワインは、赤ワインと白ワインの中間の製法で作られるのが一般的で、皮ごと発酵し、色づいてきたら皮を取り出します。そのため、淡いピンク色をしています。味わいも見た目と同じく、白と赤のあいだのような感じなので「赤ワインでは重たいけれど白ワインでは軽い」という方にぴったりです。

 

製造工程や味わいがそれぞれ異なり、三者三様なので、その日の気分によってワインを選んでみてくださいね。フェリーチェでは3種類とも置いてあるので、ぜひ飲み比べて味の違いを感じていただけると嬉しいです。

copyright (C) felice All Rights Reserved