名脇役!カクテルを引き立たせるカクテルグラスとは?

【更新日】 2017/9/23

カクテルといえば、味の豊富さはもちろん、かわいらしい見た目も特徴的です。スタイリッシュで洗練された佇まいは、カクテルの楽しみのひとつですよね。
そんなおいしさや見た目の美しさに一役買っているのが、実はカクテルが入っているグラスなんです。

 

カクテルグラスにはいくつか種類があり、それぞれのカクテルの雰囲気に合うよう計算されています。

たとえば、カクテルと聞いて多くの人が連想する上品な三角形のグラスは、その名も「カクテル・グラス」と言います。
横から見ると逆三角形になったラッパのような形で、その下に持ち手がスラッと細く伸びているタイプ。
マティーニなど、ショートカクテルと呼ばれる強めのお酒を少量入れるのに使われます。
氷が入らないため、ぬるくなってしまわないように手早く飲み切るのが良しとされ、「ショートカクテルは3口で飲め」なんて言われているんですね。
ボウルと呼ばれる底の三角の部分が、鋭くとがっているほど強いお酒に似合うとされています。

 

ショートカクテルとは反対に、それほど強くないカクテルに使われるのが「タンブラー」を始めとしたシンプルな円筒型のグラスです。
こちらは氷が入っているのでぬるくなりにくく、手の温度が伝わるのを防ぐ足(細い持ち手)もありません。
ショートカクテルよりも長い時間をかけて楽しむことができるので、こういったグラスに入ったものをロングカクテルと呼んでいます。

 

その他にも、トロピカルなカクテルによく合う「ゴブレット」や、サワーカクテルを注ぐ「サワーグラス」など、様々なグラスがあります。
見た目だけではなく、カクテルごとに合理的に計算された最適な形が使われているんですね。

 

フェリーチェでも、様々なカクテルを取りそろえています。
ぜひグラスの形にも注目しながら、当店でカクテルを楽しんでみてください。

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